今回は、海上自衛隊『潜水艦生活』。
元海上自衛官の方に教えていただきました。
【今回の内容】
・誰でも潜水艦乗りになれるわけじゃない!
・過酷な潜水艦生活
・全ての海自隊員がうらやましがる?
潜水艦乗りには誰でもなれるわけではないそうです。
どんな人が選ばれているのでしょうか?
潜水艦の中で、どんな生活を送っているのか気になります。
自衛隊応援部隊【凛護隊】前へー!
誰でも潜水艦乗りになれるわけじゃない!
最重要国家機密の一つである潜水艦にはほとんどの方は乗ったことが無いと思います。
一般公開もされているようですが、内部までは見ることはできません。
私は自衛官のときに研修の一環で潜水艦を見学する機会がありました。
話に聞いていた以上に艦内は狭く、潜水艦乗組員が不便で過酷な生活を送っていることは容易に想像がつきました。
今回はそんな謎に包まれた潜水艦での乗組員たちの過酷な生活を紹介したいと思います。
誰でも潜水艦乗りになれるわけじゃない!

自衛隊では入隊するとみんな適正検査を受けます。
その検査で自衛隊のあらゆる職種の中でどれが自分に適性があるかがわかります。
適性が無い職種には就くことができません。
その中でも潜水艦の適性検査は合格することが難しい職種の一つです。
ちなみに余談ですが、私はほとんど適性があったオールパーフェクト隊員でした。
唯一適性がつかなかったのは音楽隊の適性です。
そもそも音楽隊へ行くような人はスカウトや推薦されていくことが多いらしいです。
そんな私のようなほとんどの適性があるオールパーフェクト隊員は所属していた教育隊で50人中7人おり、隊内では「神7」と呼ばれていました。
神7!
当時はAKB48全盛期だったそうです。
そんな神7ですが、特に優秀な人の集まりなのかというと、そうでもありません。
自分で言っていて悲しいですが成績も体力も平凡な人がほとんどでした。
そんな7人に私なりに感じた共通点がありました。
それは、いい意味でみんな「バカ」ということです。
自分で言っていて悲しいですが……。
教育期間中は班長による理不尽な指導がたくさんありました。
不満や愚痴をこぼす隊員も多い中、神7たちは、不平不満は一切いわずに切り替えて次の行動に移すのが早かったように思います。
確かに潜水艦のような限られた空間の中でずっと愚痴を言われていたら溜まったものじゃないですよね。
ほかにもいろいろあると思うのですが私が感じた共通点でした。
不平不満は一切いわず
海自神7凄いですね!
心理適正検査を受け、『ストレス耐性が強い』と診断されなければいけません。
ストレスに強く、協調性、献身性が高い人が潜水艦乗りには多いといわれています。
献身性とは、自分の利益をかえりみずつくすこと。
過酷な潜水艦生活!

日本の最新式潜水艦である「そうりゅう型」はディーゼル機関です。
米軍の原子力潜水艦と違い電気も使い放題というわけでもなく、使える真水の量も限られています。
1番の問題は真水ですね。
お風呂は無く、シャワーを数日に1回。
現在は定員分のベッドも用意されているそうですが、昔の小型の潜水艦では定員分の3分の2しかありませんでした。
航海中は3分の1が当直勤務についているので全員分は必要ないという理由からです。
またこれも私が潜水艦の研修で知った恐ろしい話なのですが、ベッド数が足りない場合は魚雷のそばで寝る隊員もいるらしいです。
ここまで生活スペースが制限されるなんて普通の人では務まらないですよね。
ウラジオストクにある潜水艦C-56博物館で中に入った
別の陸自の方は
「確かに中は狭かったです。
ホントに魚雷の真横にベッドがあって、
魚雷近っ!と叫んだのは良い思い出です!
古い潜水艦ですが、初めて中に入れてテンションが上がりました。」
とのことです。
普通の人は魚雷と一緒に寝るのは恐ろしいと思いますが、自衛官の中には
「魚雷の上で寝るのが最高!」
という人もいるようです。
ドヒャーー!
海自好きだーーっ!!
全ての海自隊員がうらやましがる!潜水艦のカレー

全国的にも有名な海上自衛隊カレー。
それも各船や基地によってレシピも違えば味も全く変わります。
規模が大きい基地ほど作る量も多いので大味になり、味は落ちてしまいます。
また任務や環境がハードなところほど予算がかけられているので、そういうところのカレーはとても美味しいと有名です。
潜水艦は海上自衛隊の中でも最も過酷な職場の一つです。
食事の予算も他と比べても多く組まれています。
潜水艦のような限られた環境では食事が唯一の楽しみだからです。

そんな美味しいと評判の潜水艦カレー、海上自衛隊のカレーフェスタで食べられるらしいので、皆さんも是非食べてみてはいかがでしょうか?
でも、空自からあげも食べたい!
国民みんなの声

潜水艦の任務は国籍不明の潜水艦等の哨戒警戒任務。
任務内容は家族にも秘密みたいです。
良く寝れるそうですw。
ベッドは2人で1つ。
艦内は人間の汗で臭いみたい。
自衛隊も大きな原子力潜水艦にすればいいのに。
そうすれば艦内も広くなるし造水装置で真水もたくさん使えるよ。
潔癖症が読むとヤバいよ!
引きこもり生活が意外と苦じゃない
『ジパング』の時代では考えられない事だったでしょうが今後も海自でも女性進出が進むことでしょう。
あの極狭空間で生活するストレスと、事故の時に最悪船が自分の棺桶になっちゃうのとか
怖過ぎて志願する人すごいなと思う。
そして、その隊員さん達が僕ら国民の命を護ってくれてるの本当尊敬してる。
昔の潜水艦はトイレが逆流するなど深刻な問題もあった潜水艦ですが、現在の海上自衛隊の潜水艦はシャワーや冷暖房の設備も有り、快適にはなっているそうです。
2020年には海上自衛隊初の女性潜水艦乗りが誕生しています。
えっ!
海自最高!
最後に

敬礼っ!
日本が大好き、自衛隊に感謝感謝!
自衛隊応援部隊『凛護隊』隊長の凛です!
潜水艦での生活、大変そうです。
それに耐えられる自衛官の精神力!
スゴイです!
ウム!
書こう!
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